大人気のフルーツシリーズから、新たに「マスカット・オブ・アレキサンドリア コレクション」が登場!
みずみずしく芳醇なマスカットの香りが楽しめるアイテムを、全3種のラインナップでご用意しました。
■香りにこだわり、種を残す。140年の歴史を持つフルーツ
マスカット・オブ・アレキサンドリアは、美しいエメラルドグリーンと上品で芳醇な香りが特徴。世界三大美女の一人として名高い「クレオパトラ女王」も好んで食べたと言われていることから、“ぶどうの女王”と呼ばれています。
生産量は岡山県が日本一を誇り、全国生産量の95%を占めるほど。2026年には栽培開始から140周年を迎える、岡山県を代表するフルーツの一つです。
「生まれも育ちも岡山県倉敷市で、親がぶどうを育てていたので、生まれたときからぶどうがそばにある生活でした。大人になってから改めてマスカットのおいしさに気づき、自分も作ってみたいと思うようになったんです」
そう話すのは、岡山県倉敷市船穂町にあるマスカット農家の三代目・平本さんです。
船穂町では約60年前からマスカット・オブ・アレキサンドリア(通称:アレキ)の栽培を始めており、日本国内でこんなに古くからアレキを育てている地域はなかなかないとのこと。
アレキの木は、140年前の原木から品種改良されたわけではなく、枝変わり(伸びてきた枝を剪定して、また新たな芽をつけさせる作業)を繰り返し、糖度が高く粒が大きなマスカットになるよう育ててきたものだそうです。
続けて、そんなアレキの生産で特に重要なのは、「独特の香り」だと平本さんは話します。
「種自体に味や香りがあるわけではないのですが、種があるからこそ、アレキの特長である風味豊かで芳醇な香りが生まれるんです。種が入っているぶどうをつくるという技術も難しいものですが、代々継承されてきたこだわりの一つですね」
■香りを通じてマスカット・オブ・アレキサンドリアに興味を持ってもらいたい
今回フェルナンダが発売する「マスカット・オブ・アレキサンドリア コレクション」には、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアのワインや食品加工製造時の搾汁残渣を活用し、アップサイクル原料として香料に使用。JA全農おかやま、農林中央金庫岡山支店、パートナー香料会社の三者で締結した連携協定を基に、環境負荷の軽減・地域活性化に取り組みながら、本物の香りにこだわった、フェルナンダならではのフレグランスとなっています。
「今回のフレグランスを通して多くの方に興味を持っていただき、アレキを食べる機会を作ってもらえたら嬉しいです。実際に食べてみて、実物のアレキの香りを楽しんでいただきたいですね」
―――農家さんの想いが詰まった香りを、ぜひお楽しみください。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア コレクション」は、全国のLOFT(2025年8月30日~)、フェルナンダ公式オンラインストア(2025年8月29日18時~)にて先行販売。
ブドウ畑で頬張ったようなフレッシュさのあるマスカットの香りを、ぜひお試しください。
(一般販売は2026年6月予定)