希少な国産ライチ栽培に挑む農家とともに。 “廃棄ロス果実” を香りアイテムに生かす「ライチコレクション」

希少な国産ライチ栽培に挑む農家とともに。 “廃棄ロス果実” を香りアイテムに生かす「ライチコレクション」

人にも地球にもやさしいプロダクトをめざすサスティナブルフレグランス「フェルナンダ」のフルーツシリーズに、「ライチコレクション」がアップサイクルに挑み再登場。傷や規格などの関係で、おいしいのに市場に出せず、廃棄せざるを得ない “ロス果実” から抽出した「アップサイクルライチ果実エキス」を配合しています。
フレッシュな国産ライチを連想させる、みずみずしい果肉感あふれるさわやかな香りが楽しめます。

つかみどころがないライチの栽培。挑戦するから、失敗もする

ぷるんとした食感や甘い香りが特徴のライチ。実は、日本で食べられているライチの多くは海外産の冷凍品で、国産品の割合は1%とほんのわずか。そんな中、国内でライチ栽培に挑戦する農園の一つが、宮崎県にある「山下農園」です。
先代からアップルマンゴーのハウス栽培を続けてきた山下農園では、その知見を生かし、同じくハウス内で育てるライチの栽培に5年ほど前から挑戦しています。

とはいえ、国内でライチをつくる農家は少なく、ノウハウはほとんどない状態からのスタート。
「最初の数年は、実験みたいなもの。2種類の苗を植えて、1種類は実がなっても、もう1種類は全くならないこともあって…本当につかめないですよ」と農園の山下さんは笑う。
せっかく芽吹いても、ほんのわずかな温度の差で花がつかずに終わってしまうこともある。毎年、ハウス内の温度調整や剪定など試行錯誤を繰り返しますが、5年経った今でも安定した生産はまだまだ難しいといいます。

そんなトライを続ける中で、どうしても “ロス” はつきもの。採る前に割れてしまった実や、質のいい実を残すため摘果した熟す前の実など、商品として出荷できないものが出てしまいます。
そうした背景から、フェルナンダのサスティナブルな活動に共感いただき、「ライチコレクション」に山下農園のロスライチの果実エキスを活用する取組みが実現しました。

手をかけて育てた果実を、余すことなく香りアイテムに生かすという “アップサイクル”

山下農園のライチは、生だからこその香りの良さやみずみずしさが特長。通常のサイズでも直径約5センチという大粒なその実は、口に入れると弾けるようにジューシーで、さわやかな香りがあふれ出します。割れてしまったり、傷んでしまったりしたライチも、その風味は十分。

そんな、手間ひまをかけて育てたおいしい果実をムダにしないために。アップサイクルし抽出したライチ果実エキスを「ライチコレクション」のアイテムに配合することで、世の中に循環させています。
フェルナンダはこれまでも、サスティナブルな社会に貢献するためのアクションの一つとして、廃棄予定の果実や草花から抽出したエキスを活用したアップサイクルを実施してきました。

サスティナブルフレグランスメーカーとしての使命に挑むフェルナンダと、希少な国産ライチ栽培という挑戦を続ける農園の、想いを一つに。
これからも香りを通して、地球にも私たちにもやさしいサイクルを作り出していきます。

「ライチコレクション」は、5月19日より順次発売予定(一部先行有)。フェルナンダ公式オンラインストアや直営店舗、全国のバラエティショップにてお買い求めいただけますので、ぜひお試しください。

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