サスティナブルフレグランスのフェルナンダから、昨年好評だった「リンゴコレクション」が新しくなって登場します。
山梨のモモ、宮崎のライチに続く、農園との取り組み第3弾。もぎたての皮つきリンゴをかじった時のような、みずみずしい香りを目指しました。
今回のコレクションは、青森県弘前市にある「おぐら農園」のリンゴを原料の一部に使用。農園主の小倉さんは、「赤くて見た目のいいリンゴが、おいしいリンゴとは限らない」と話します。これまでの常識にとらわれない栽培方法でリンゴ作りを追求するおぐら農園と、日常を彩るリアルな香りを追求するフェルナンダのコラボレーションにより、新しい「リンゴコレクション」が実現しました。
かけるべき手間は、惜しまない。挑戦心から生まれる、本当においしいリンゴ
これまでのリンゴ栽培は、市場で価値が付きやすい「傷のないきれいな見た目」を重視するために、多くの農薬を使うことが当たり前とされてきました。リンゴ農園で生まれた小倉さんはその現状を間近で見てきたからこそ、従来のやり方に疑問を持っていたといいます。
そこで始めたのが、あくまで樹や葉の健康を保つために必要な分だけの農薬を使う「減農薬栽培」。通常の約1/2~1/3の農薬で育てる分、リスクがあるため、安定した流通を優先する農園では中々挑戦することができません。しかし小倉さんは、「やろうと思えば、半分くらいは簡単に減らせます」と平然と話します。誰もが安心しておいしく食べられるリンゴを作るために、そして環境への配慮として、できることがあるなら自分の手でやる。そんな身軽な挑戦心が、おぐら農園ならではのリンゴ作りを後押ししています。
収穫方法もそう。出荷時期に合わせるために、熟し具合とは関係なく一斉に収穫してしまうリンゴ農園の通例とは違い、おぐら農園ではリンゴ一つひとつの状況を見極めて収穫する ”すぐりもぎ” をします。その手間をかけるからこそ、本来の魅力を最大限に引き出した「本当においしいリンゴ」が実現するのです。
リンゴを頬張る時のような幸せを、フレグランスアイテムで実現したい
そんなおぐら農園の、リンゴ作りへの妥協ない挑戦心と環境への思いに惹かれたフェルナンダからのオファーにより今回の「リンゴコレクション」が実現しました。廃棄予定だった果実を提供いただき、アップサイクルリンゴ果実エキスとしてフレグランスアイテムの原料の一部に使用。(*1)
フェルナンダのサスティナブルフレグランスは、環境負荷を減らすリサイクルPETなどの素材を活用し、成分には天然由来原料を使用するなど、可能な限り環境への配慮を行っています。また、全ての商品を国内で製造(*2) することで「日本のものづくり力」を生かした唯一無二のサスティナブルフレグランスブランドとしての挑戦を続けています。
とはいえ、農園との取り組みによるアップサイクルアイテムの開発はまだ始まったばかり。この小さなアクションを積み重ね、少しずつ輪を広げていくことで、人にも環境にもうれしいフレグランスアイテムの実現をめざしていきます。
「リンゴコレクション」は、リンゴの収穫がはじまる秋、10月6日より発売開始。採れたてのリンゴを頬張った時のようなフレッシュ感を、香りを通して日常にお届けします。
全国のバラエティショップ等や直営店、フェルナンダ公式オンラインストアにてお買い求めいただけますので、ぜひお試しください。
(*1) 配合率1%未満
(*2) バルク製造