サスティナブルな天然香料原料を使用した「メリッサハート」が初登場

サスティナブルな天然香料原料を使用した「メリッサハート」が初登場

近年、国際社会の共通目標である「持続可能な開発目標」を意識した取り組みが増えています。「SDGs(サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ)」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。今回フェルナンダは、フレグランスアイテムに使用できるサスティナブルな天然香料原料の開発に取り組み、アップサイクル原料を取り入れた新製品「メリッサハート」をリリースします。

フレグランスづくりも持続可能な未来のために

フェルナンダでは、以前から環境に配慮した商品づくりを意識して取り組んできましたが、香料の面でもサスティナブルな素材を使用したいと考えました。香料原料の一つひとつのデータを何年もかかって集積・分析した結果、SDGsに配慮した天然由来香料が完成し、今回の新作「メリッサハート」で初めて採用することになりました。今回使用しているのは、インドのフラワーマーケットにて廃棄されるはずだったジャスミンから抽出したエキスを使った天然由来原料の香料です。

「メリッサハート」は、天然・自然由来成分、100%ビーガン処方香料、アップサイクル香料原料を採用しており、SDGs 17の目標の中では、
・7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
・12:つくる責任つかう責任
・13:気候変動に具体的な対策を
・14:海の豊かさを守ろう
・15:陸の豊かさも守ろう
の5つに該当します。

地球や人や社会の未来のために、心を込めて生まれた「メリッサハート」は、繊細で柔らかな甘さのホワイトティーをベースにみずみずしく凛としたライム、華やかなジャスミンでそっと包み込んだ透明感溢れる心地よい優美な香りです。

ハンド&ボディケアにも安らぎのホワイトティーの香りを

天然由来香料使用「メリッサハート」ではボディミスト、フレグランスハンドクリーム、フレグランスマッサージミルクの3アイテムがリリースされます。これから訪れる乾燥しやすい季節には手放すことができないハンドクリームは、コクのあるクリームがお肌の上でとろけて、練り香水のようにやさしく香ります。

ご自宅でゆったりと香りを楽しみたい方には、フレグランスマッサージミルクがおすすめ。マテ茶葉エキス、コーヒー種子エキス、ショウガ根茎エキスの3つのお肌の引き締め成分とヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタエキスなどの美容液成分を配合し、ハリのある潤いボディに導きます。やさしくボディをマッサージし、やわらかな香りを身に付ければ夜もぐっすりと眠れそうです。

パッケージや容器もサスティナブル資材に

フェルナンダでは、容器やラベル、パッケージなどにもサスティナブル資材を取り入れています。
シャンプー&コンディショナーやプレミアムボディソープには、サトウキビの搾りカスから精製したバイオMEG(モノエチレングリコール)を使用したバイオマス樹脂「バイオマスPET」を100%使用しています。環境に負荷をかけることなく、安心して使用でき、美しい見た目や強度も、今までのボトルと変わりません。ボトルを使い終わって焼却処分する際に排出されるCO2は、原料であるサトウキビが、成長過程において大気から吸収したものなので、地球温暖化へ影響を与えることがないのも特徴です。

リネンスプレーグランデやシュガースクラブ、ホイップクリームの容器には「リサイクルPET」を10%採用。こちらは、すでに製造されている飲料用のプラスティックボトルを100%リサイクルすることで生まれる再生PET樹脂です。大手飲料メーカーが、飲料用として使うこの樹脂は、国際的な専門機関であるFDA(米国食品飲料品局)やEFSA(欧州食品安全期間)での認証を受けています。この樹脂を使って作られる容器(ボトル)は、見た目や強度も石油由来のボトルと全く変わりません。石油由来原料を減らすことにより、環境負荷低減・資源循環型社会に貢献する取り組みとなっております。その他のアイテムも、これから徐々にリサイクルPET100%の容器に切り替えていく予定です。

オードトワレやルードパルファムに使用する1個箱には、サトウキビの搾りカスを利用してできた紙パッケージを採用しました。バガスとは、さとうきびから砂糖を搾汁し、エタノールを抽出した後に出る茎や葉などの大量の搾りカスを意味します。本来だと廃棄物となりますが、そのバガスを紙に再利用することで未利用資源の活用ができます。

持続可能な資源、天然由来原料などの人にやさしく地球にやさしい素材で環境に配慮した商品づくりを目指すのはもちろんですが、今後は地域社会への貢献・活動として、原料として使われた植物の苗木を植樹し、自然や景観、伝統を守る活動を行っていきたいと考えています。
フェルナンダのフレグランスアイテムをお使いいただくことで、これからの未来を意識するきっかけの一つになればうれしいです。

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